職業別!男性の年収ランキング&結婚相手の選び方

収入と書かれた紙とお札

結婚相手に求める条件の1つに年収を挙げる女性は多くいらっしゃいます。「愛情があればお金は必要ない」という意見もありますが、人生の選択肢を広げてくれる意味もあるので、無いよりはあった方が良いですよね。

今回はご参考までに、どういった職業で働いている男性の年収が高いのか、職業別男性の平均年収ランキングや男性全体で見た平均年収をご紹介していきます。

結婚相手の選び方も解説していくので、年収の高い男性と結婚したいと願いを叶えたい女性はぜひ参考にしてください。

職業別で見る男性の平均年収ランキング

医者の道具

1位:医師

人々の健康を守る医師は年収が高いことは周知の通りです。平均年収は1,313万円となっており、月給は102万円、ボーナスは94万円が平均です。

民間病院での勤務医、大学病院の勤務医、個人病院など、医師によっても様々な働き方がありますが、どの医師でも高収入が見込めます。ただし、内科医や外科医、皮膚科医など、分野によって年収に差が出る可能性があります。

ミスが許されない外科医は高度なテクニックが必要になるため、他の分野と比較すると若干年収が高いです。より高い年収を求める場合はどの分野の医師であるか気にする必要があるかもしれません。

2位:航空機操縦士

航空機操縦士の平均年収は1,193万円です。月給は89万円、ボーナスは医師よりも高く120万円程となっています。中堅以下の航空会社よりも大手航空会社の方が年収は高く、教官や副操縦士、機長などの役職によっても年収が違い、最も高いのは機長職です。

若い頃は年収が低くても、副操縦士を経験し機長になることで大きく年収が跳ね上がります。航空機操縦士と出会うチャンスがあれば、若い男性でも、一緒に成長できるようなお付き合いができるよう考えてみると良いですね。

3位:弁護士

弁護士の平均年収は1,097万円で月給は67万円、ボーナスは296万円程となっています。職業別に見てもボーナスの高さはトップクラスです。

大手弁護士事務所や個人弁護士事務所によって年収には差額があります。東京と地方にある事務所でも年収に違いがあり、東京にある弁護士事務所の方が年収は高い傾向にあります。勤続年数が増えるほど平均年収も上がっていき、勤続15年目以降では1,000万円を超えているケースが多いでしょう。

4位:大学教授

大学教授の平均年収は1,070万円です。月給は66万円、ボーナスは283万円ほどとなります。短大や大学、大学院の研究機関や高等養育機関の研究者の中でもトップの職業で、学生の指導だけではなく、専門的な研究を行い論文発表する教授もいます。

中には本を出版することや講演会を開催するなどして教授とは違う収入を得る人もいるでしょう。年齢によって年収に差が出ますが、50代が最も年収が高く60歳以降になると低くなる傾向にあります。

5位:公認会計士・税理士

企業の監査や会計を専門分野にしている公認会計士の平均年収は1,042万円となっています。月給は68万円、ボーナスの平均は222万円です。

厚生労働省が出した都道府県別の平均年収では、東京都や神奈川、愛知や大阪などの主要都市は地方と比べると年収が高い傾向にあります。住んでいる地域によって違うので、より高い年収の公認会計士と出会いたい場合には、都心で働く公認会計士の方が良いかもしれませんね。

6位:新聞記者

新聞記者の平均年収は879万円です。月給は51万円、ボーナスの平均は173万円となっています。

朝日新聞社や日本経済新聞社のような大手全国紙の記者だと年収は1000万を超えると言われています。新聞の発行部数が減少してきているため、地方紙の新聞記者の年収は大手と比べると少ないようです。

7位:大学準教授

大学准教授の平均年収は875万円です。月給は54万円、ボーナスの平均は220万円となっています。

教授に準ずる立場で、同じく高年収です。私立大学、国立大学、公立大学がありますが、私立大学、次いで国立大学の年収が良いようです。また、小規模の大学よりも生徒数が多い大学の方が年収は高くなる傾向があります。

8位:不動産鑑定士

不動産鑑定士の平均年収は824万円です。月給は49万円、ボーナスの平均は166万円となっています。

不動産鑑定士は、日本で唯一の不動産の鑑定評価を行える資格です。不動産の経済価値の鑑定評価を行い、適正価格を決定することができます。不動産会社勤務や独立して事務所を開く他にも、コンサルティング会社や銀行の信託部門や保険会社に勤める場合もあります。金融系に勤める方が年収が高くなる傾向があります。

9位:歯科医師

歯科医師とは歯医者のことです。歯医者の平均年収は808万円です。

役職や勤める病院により年収は大きく変わり、歯科診療所の院長などは高年収になります。昔に比べて歯科医師の数が増えたことや、虫歯予防が浸透したため以前に比べて年収は下がってきている傾向にあります。

10位:大学講師

大学講師の平均年収は736万円です。月給は47万円、ボーナスの平均は151万円となっています。

教授、准教授に次ぐポジションです。授業のみを受け持つ「非常勤講師」と教授への道もある「常勤講師」があります。大学講師になるまでが険しい道のりとされています。

男性全体の平均年収は?

平均年収と書かれた紙とお札

男性全体の平均年収は約500万円

男性全体の平均年収は約500万円です。リーマンショックが起こった後から年収が減少していましたが、アベノミクスの影響もあって徐々に回復しています。

ただし、年代によって平均年収に違いがあり、20代は就職して間がないため平均年収は低めです。30代になると400万円を超えてくる男性も多く、40代を超えると役職によってはサラリーマンでも600万円を超える年収の男性も増えてきます。

学歴によって平均年収・生涯賃金は異なる

学歴によっても平均年収や生涯賃金に差が出るのでご紹介していきましょう。

【学歴別平均年収】

  • 中卒
    年齢:50.3歳
    平均月給:303,000円
  • 高卒
    年齢:44.4歳
    平均月給:331,100円
  • 高専、短大卒
    年齢:40.8歳
    平均月給:343,700円
  • 大学、大学院卒
    年齢:42.2歳
    平均月給:429,600円

【学歴別生涯賃金】

  • 中卒:1億9400万円
  • 高卒:2億730万円
  • 高専、短大卒:2億1450万円
  • 大学、大学院卒:2億7000万円

同じ職業でも大卒や大学院卒の男性の方が年収や生涯賃金が高いことが分かります。

年収から見る結婚相手の選び方

ウエディングドレスを着る女性と男性

女性が結婚相手に求める年収は?

女性が結婚相手に求めている年収は、約400万円であることが結婚相談所の調べで分かりました。高学歴・高収入・高身長の男性が理想だった時代もありますが、今は共働きする家庭が一般的となったため、相手の年収を気にする女性が少なくなったことが予想されます。

結婚相手だけではなく、自分自身も一緒に働いて生活費を稼いでいくことで将来子どもができたとしても苦しい生活を避けることができると考えられているのでしょう。

結婚相手の条件として重視する項目

年収以外にも結婚相手に求める条件はあります。結婚相談所によると、男女と、結婚相手に求める条件はほとんど同じとのことです。

  • 人柄
  • 家事・育児の能力
  • 経済力
  • 仕事への理解
  • 職業
  • 容姿
  • 共通の趣味

ただ、重視する項目が少し異なり、男性は女性に対して職業や経済力をあまり求めない傾向があり、女性は男性に対して経済力を求める傾向があるようです。女性は妊娠や出産によって仕事を一時的に離れることが多いため、男性に対してその分の経済力を求められていると考えられます。

専業主婦・共働き 将来設計が合うこと

年収の高い結婚相手を求める女性の中には、「専業主婦になりたい」と考える女性もいます。年収が高いのであれば、結婚生活も豊かに暮らせることが予想でき、仕事に出なくても問題ないでしょう。

しかし、男女とも専業主婦と考える方は少なくなってきています。家を守ってほしいという考えから専業主婦を求めている男性も未だにいますが、多くが共働きを考えるようになっています。

  • 子育てと仕事の両立:子どもを持ち、仕事も一生続ける
  • 子育て後に再就職:結婚または出産を機に一旦退職、子育て後に再び就職
  • 専業主婦:結婚あるいは出産を機に仕事を辞める

 

共働きはお互いが自立した生活ができます。パートナーと葉将来の結婚後の生活を話し合っておくようにしましょう。

結婚すると、引越しや妊娠、出産費用に加えて学費も準備する必要があります。マイホームを建てる場合にはさらなる費用が掛かります。また、万が一自分が病気やケガをして働くことができなくなった場合でも生活に不安のないよう、備えをしていくことが大切です。

結婚相手に求めるもので大切なのは価値観が合うかどうか

結婚相手は「価値観が合う」ことも大切です。年収も重要ですが、価値観が違うと生活に様々な不安があるでしょう。結婚をすると一緒に暮らすことになるので、付き合っている時よりも一緒に過ごす時間が長くなります。

2人で過ごす時間が幸せなものとなりますが、価値観が違う男女が一緒に生活してしまうと、不満も多くなり夫婦喧嘩が増えてしまいます。円満な家庭を築くことが難しくなる可能性もあるので、年収だけではなく価値観の合う男性を探すことも大切です。

結婚相手を選ぶ時は加点方式で見極める!

結婚相手を選ぶ際は「加点方式」で見極めていきましょう。結婚相手を見つける時に、年収や職業、顔や仕草など、気になる部分を見つけては減点をして選んでいく女性も中にはいらっしゃいます。

減点方式では相手の悪い部分だけが目立ってしまうため、理想の相手を探すには苦労するでしょう。理想の相手を見つけられない可能性もあるので、加点方式で結婚相手を探す方法に変更してみてはどうでしょうか。

一緒に過ごすことで、男性の性格や行動の細かな部分にも着目でき、新たな発見ができ、良い部分をたくさん見つけることができます。様々な長所を発見することで魅力のある男性と巡り会えるでしょう。

まとめ

年収の高い男性は魅力的です。医師や大学教授など、年収の高い男性と出会えれば結婚生活にも余裕が持てるでしょう。女性としてはできるだけ年収の高い男性と結婚し、将来豊かな生活を送りたいと考える人も多いはずです。

しかし、結婚相手を見極めるためには年収以外にも大切なポイントがあります。上記の結婚相手の選び方を参考に、年収だけではない理想通りの結婚相手を見つけられるよう、自分自身も理想に近づけるという視点も忘れないでくださいね。