1日の過ごし方は様々!個人投資家のタイプ別・生活スタイル事例

皆さんは、個人投資家はどのような生活をしていると思いますか?常にチャートを見ていたり、投資に関するセミナーなどの積極的に参加したりする人が多いと思う人もいるでしょう。しかし実際は、当たり前ですが一人ひとり全く異なる生活スタイルを持っています。

そこで今回は、

  • 投資を専業とした生活スタイル
  • 投資メインの生活スタイル
  • 仕事と投資を兼業する生活スタイル

という3つをピックアップしてご紹介します。個人投資家がどのような生活をしているのか気になるという人は、ぜひ目を通してみてください。

投資を専業とした個人投資家の生活スタイル

専業個人投資家とは

個人投資家の中には、投資だけを行っている専業個人投資家がいます。専業個人投資家は、集中して売買ができます。その分疲れも大きくなってしまいますが、利益もしっかりと付いてくるようになれば、苦しいと感じることはないでしょう。

1日の生活スタイル例

8:00 起床

8:30~15:20 株の売買を行う

16:00~ IR情報などを確認し、状況によって夜間取引(PTS)の準備をする

17:00~ 自由時間

専業投資家のメリットは自由な時間が多いこと

大きなメリットは、自由な時間を多く手に入れられることです。ザラ場は約5時間なので、それ以外の時間は好きなように過ごせます。ザラ場というのは、最初の取引から最後の取引までにかかる時間という意味です。

投資に関する勉強時間に充てることもできますし、友達と遊ぶ時間に充てても良いでしょう。兼業の投資家だと遊ぶ時間がなかったけれど、専業投資家になったら遊ぶ時間が増えたというケースは少なくありません。

資産が潤沢でないと専業は難しい

自由な時間を手に入れられる専業投資家になるためには、潤沢な資産が必要です。専業投資家になりたいのであれば、1億円以上の資産が必要だと言われています。

1億円以下で専業投資家になるのが難しいのはなぜでしょうか?相場がフラットな時は、1億円を全て配当利回りが3%の株に投資すれば、1年間で300万円の配当金がもらえます。税金を差し引いたとしても、240万円が手元に残ります。

しかし、株価は常にフラットではありません。上昇することがあれば、下落することもあります。上昇すれば含み益が発生しますが、万が一下落してしまうと含み損を抱えるだけではなく資産も目減りしてしまうのです。

配当金以外で資産を増やす方法がないのであれば、専業投資家を続けていくことは難しくなってしまいます。そのため、資産が1億円以下の場合は投資を中心とした生活スタイルを目指すべきだと言えます。

投資を中心とした生活スタイルというのは、

  • 夕方は短時間のアルバイトをする
  • 融通が利きやすい自営業を始める
  • ブログを運営して収入を得る

といったスタイルです。

投資以外の収入が10万円でもあれば、余裕のある投資を実現できるという利点もあります。1億円以上の資産がない場合は、投資を中心とした生活スタイルへと変えていき、将来的に専業投資家を目指すことを検討してみてはいかがでしょうか?

投資メインの個人投資家の生活スタイル

投資中心の個人投資家とは

投資中心の個人投資家は、投資で基本的な収入を得ているけれど、他にも仕事をしている人を指します。相場の変化によっては、専業投資家として食べていくことが難しい時期もあります。そのような場合でも他で収入を得ているため、困らずに済むのです。

1日の生活スタイル例

8:00 起床

8:30~15:20 株の売買や副業を行う

16:00~ IR情報を確認し、趣味や副業をして過ごす

他の収入もあるので余裕を持って運用できる

投資メインの個人投資家は、投資以外にも副業を行っているため、プラスアルファで収入を得られます。基本的には投資を中心とした生活スタイルになっていますが、プライベートも重視した生活を送ることができます。専業投資家と比べると、取引の数が少ないためです。

また、投資以外に収入があると余裕を持った運用が目指せます。専業投資家になるためには先ほども説明したように大きな資産が必要になりますが、投資メインの個人投資家であればそこまで大きな資産は必要ありません。

仕事と投資を兼業する個人投資家の生活スタイル

仕事を中心の兼業個人投資家とは

仕事を中心に取り組む兼業の個人投資家もいます。兼業個人投資家は、仕事がある日は仕事をメインで行い、休みの日に投資を行うという方法を採用しています。

投資を始めたばかりの頃は、投資に関する知識もないため、専業で投資をするリスクはかなり高くなってしまうでしょう。そのため、兼業から始めるケースが多く見受けられます。

平日の生活スタイル例

8:00 起床

8:30~11:20 株の売買を行い、投資の経験を増やすための時間に充てる

12:00~21:00 仕事

22:00~ 株価のチェックを行いながら、食事や入浴などを済ませる(たまに夜間取引も行う)

今回紹介している事例は、サービス業で働いている兼業の個人投資家です。サービス業であれば、午後からのシフトを入れてもらうことで午前中は投資の経験を積む時間に充てられます。

休日の生活スタイル例

8:00 起床

8:30~15:20 株の売買を行い、投資の経験値を増やす

16:00~ 投資に関する勉強をしたり、家事したりするなどの自由時間

h3 社会的信頼や安定した生活費を確保できる

投資以外に仕事をしていると、当たり前ですが社会的な信用を得られます。例えば、住宅や車のローンを組む際にも、会社員として安定した収入がある人とない人では、審査の結果が変わる可能性が高いです。

もちろん、専業個人投資家になったからローンが全く組めないというわけではありません。しかし、組めないリスクを考えると兼業であるメリットの方が大きいと感じる人も多いはずです。

さらに、生活に必要な収入を安定して得られるという魅力があります。万が一、相場が大きく下落してしまった場合、投資で安定した利益を出すのは非常に難しいです。このような状況でも仕事で安定した収入を得られていれば、投資にも安心して向き合えます。

投資や勉強・情報収集に時間を注ぎ込めない

利点は大きいですが、その分悪い部分もあります。それは、投資や勉強・情報収集に時間を注ぎ込めないということです。

専業個人投資家や投資中心の個人投資家と違って、仕事に行かなければいけない時間があります。株式投資の場合を例に挙げてみると、株式市場は9:00~15:00まで空いていて、その時間しか取引はできません。つまり、会社員として働いている人の場合は、リアルタイムで相場を確認したり、売買したりするのが難しいのです。

特に、デイトレードは売買のタイミングが非常にシビアです。そのため、兼業の個人投資家として投資を行うのであれば、スイングトレード(1日ではなく数日スパンで売買を行う)もしくは長期投資がメインになるでしょう。

また、投資に関する勉強や情報収集をするための時間も取りにくくなります。仕事後に勉強・情報収集するのも可能ですが、疲れている時などはすぐに寝てしまうこともあります。無理なく投資を行うなら、短期投資ではなく中長期投資を行うことで、じっくりと投資と向き合えるようになるのでおすすめです。

まとめ

個人投資家には様々な生活スタイルがあります。投資家というと専業投資家を思い浮かべる人が多いですが、そうではない人もいます。

仕事と投資を兼業すれば、安定した収入を得ながら投資を行えるため、初めの第一歩に最適だと言えるでしょう。ある程度資金を用意できたら、投資メインの個人投資家や投資を専業とした個人投資家を目指してみても良いでしょう。


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ABOUTこの記事をかいた人

青柳仁子

◆一般社団法人 日本コンサルティングFP普及協会 代表理事 ◆一般社団法人 ウーマンリッチ実践協会 代表理事 ◆Hito.co株式会社 代表取締役 ◆投資スクールブルーストーンアカデミー 代表 ◆日本ビジネスインテリジェンス協会 理事 ◆日本経済大学大学院 臨時講師 ◆明治大学リバティアカデミー 講師 ◆大手コンサルティング会社で中小企業の財務改善を手掛け、最年少女性マネージャーとして史上初の最優秀賞を得る。その後外資系生命保険会社にヘッドハントされ転職。 ◆個人の家計相談に乗り、3か月で100件の契約を取得し、社長賞を得る。 2007年に中立的な立場のFP事務所を立ち上げ独立。 ◆2010年に投資スクール『ブルーストーンアカデミー』を設立し、8年で受講生1600名を突破。グループ年商1億円の事業に育てる。相談件数累計8000件以上、相談を受けた投資金額累計25億円以上。売り上げの一部をチャリティ団体に寄付