証券会社で資産運用はおすすめ?信託銀行や銀行、資産運用会社と比較

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証券会社ではさまざまなサービスを提供していますが、資産運用の場としても活用することができます。証券会社ではどのような方法で資産運用をするのか具体的に見ていきましょう。また、証券会社以外の資産運用が可能な機関との違いや、証券会社を選ぶ際に注意したいポイントについても解説します。初めて資産運用する方もぜひご覧ください。

証券会社とは?4つの資産運用の方法も紹介

証券会社のイメージ

 

証券会社ではさまざまな資産運用の方法を提供しています。そのなかでも一般的な4つの方法について見ていきましょう。

1.コンサルティングサービス

従来からの資産運用方法として「コンサルティングサービス」があります。これは投資家に担当者がつき、話し合いながら投資家の希望に沿った資産運用をしていくサービスです。

コンサルティングサービスを受けるには、証券会社の窓口や担当者の訪問、いずれかの方法をとります。そのため、証券会社から遠くにお住まいの場合は、利用しづらいこともあるでしょう。

コンサルティングサービスのイメージ

2.ラップサービス

ラップサービスとは、「ラップ口座」を開設して、運用を証券会社に任せる投資方法です。投資家は最初のヒアリングで運用方針を決定し、証券会社はその方針に沿って資産の運用と管理を進めていきます。

コンサルティングサービスとは異なり担当者はつきませんが、何度も証券会社に出向く手間がかからず利用しやすいサービスといえるでしょう。また、かつては口座ごと一任するラップ口座の利用条件として、数千万~億単位の預入資産があることが求められていましたが、近年では数百万円単位の資産でも利用可能になっています。

ラップファンドのイメージ

3.ロボアドバイザーサービス

ロボアドバイザーサービスとは、AIを利用した資産運用サービスです。人手を介さないため手数料が低いというメリットがあり、少額投資を行う方でも利用しやすいのが特徴でしょう。

ただし、担当者がいないため、見直しが必要なタイミングも投資家自身が判断しなくてはいけません。預けた後も放置するのではなく、運用成績を見ながら定期的に掛け金の配分や投資商品の変更を検討しましょう。

ロボアドバイザーのイメージ

4.投資家自身が運用

証券会社が提供するサービスを利用せずに、投資家自身で株式や投資信託などの金融商品を運用する方法もあります。売買手数料や信託報酬等の管理手数料がかかることはありますが、人件費やサービス利用料が不要なため、4つの資産運用方法の中ではコストは最安です。

しかし、かかる手数料が少ない分、手間がもっともかかる方法でもあります。常に投資商品の価格に注目し、こまめに利益確定や投資商品の変更などを行いましょう。

証券会社以外で資産運用する3つの手段

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証券会社以外にも、信託銀行や銀行、資産運用会社(プライベートファンド)などを通して資産運用をすることができます。それぞれの機関の特徴と、証券会社との違いについて見ていきましょう。

1.信託銀行

信託銀行での投資方法は、基本はコンサルティングサービスのみです。自由に株式や投資信託などを売買したい方は、証券会社を選びましょう。

また、信託銀行では株式は取り扱っていません。株式投資を行いたい方も、証券会社を選びましょう。

しかし、信託銀行では保険商品や住宅ローンなども利用できるため、投資だけでなく幅広い資産運用を検討している方には利用しやすいというメリットがあります。財産管理や遺言執行サービスも実施していますので、資産をトータルで任せたい場合にも検討してみましょう。

2.銀行

銀行での投資方法も、基本はコンサルティングサービスです。また、投資信託や債券は銀行でも買えますが、株式は購入できません。

取り扱う投資信託の本数も証券会社より少ないことが多く、投資信託や株式への投資を希望する方は証券会社を選ぶほうが良いでしょう。

なお、銀行では預金業務や貸付業務も行っています。元本割れのリスクがない定期預金や普通預金を利用したい方、また、住宅ローンや教育ローンなどのローンを利用したい方は、銀行で相談してみましょう。

3.資産運用会社(プライベートファンド)

プライベートファンドでは高利回りの運用を実現していることもありますが、最低投資額が大きく(1億円以上のことも多い)、特定の基準を満たした人のみが利用できるケースも多く、あまり一般的な資産運用方法ではありません。

また、投資手法に関しても機密事項になっていることが多く、投資家は「投資商品」ではなく「運用者」に魅力を感じて投資をすることになります。そのため、運用者が信頼できるのか、今までにどのような実績を上げているのかを必ず確認してから資産を預けるようにしてください。

これらの資産運用機関を比較すると、証券会社がもっとも投資商品の幅が広く、なおかつ広く門戸が開かれていると言えます。資産運用に初めて取り組む方は、証券会社を選ぶことができるでしょう。

証券会社はどう選ぶ?3つの考慮点

チェックリスト

 

資産運用するならば、証券会社がもっとも利用しやすくかつ一般的な機関です。しかし、証券会社の中にも数多くの種類があり、どの証券会社を選ぶかによって、利用しやすさが変わってきます。証券会社を選ぶ際に注目すべき点を3つ紹介します。ぜひ参考にしてご自分に合う証券会社を見つけてください。

1.手数料の低さ

売買するたびに高額な手数料が発生するのでは、投資による利益も目減りしてしまいます。証券会社を選ぶ際には、必ず手数料が低いかどうかをチェックするようにしましょう。店舗型証券よりはネット証券のほうが大幅に手数料が低いため、ご自身で売買や商品選定を行う方はネット証券を選ぶことができます。

資産運用をある程度任せたいと考えている方は、ロボアドバイザーが良いでしょう。コンサルティングサービスやラップ口座と比べると、低い手数料で資産運用をお任せできます。

2.投資商品の多さ

扱う投資商品が多いと、投資の選択肢が増えます。例えば投資信託に注目するならば、口座開設数が多い大手のネット証券会社の取扱本数が多いです。まずはご自身で運用したい投資商品を探し、どの証券会社で扱っているのか調べてみましょう。

3.投資情報の豊富さ

自分で投資をする場合は、投資関連の情報が多いと売買のタイミングや購入商品を検討する上で役立ちます。株価や為替の分析コラムが多いのか、また、経済指標の発表などをリアルタイムで解説するサービスがあるのかなどチェックしてみましょう。

ただし、コンサルティングサービスやロボアドバイザーなどを利用するときは、投資情報の豊富さはあまり資産運用には影響を及ぼしません。

証券会社で資産運用する際の注意点

担当者

 

資産運用をする場としては、証券会社がもっともバランスが取れているといえます。取り扱う投資商品も多く、資産運用の手法が豊富な点も便利でしょう。

しかし、証券会社で運用すれば、必ず資産が増えるというわけではありません。賢く着実に増やしていくためにも、次の3つのポイントに注意してください。

「プロがいうことだから」と信用し過ぎない

資産運用をまるごとお任せしたい方には、証券会社のコンサルティングサービスが適しています。大まかな運用方針さえ決めておけば、後は担当者が投資商品を見つけてくれるので、予算や期待できる利益額などを考慮して注文を確定できるでしょう。

しかし、担当の営業の人が言うことを「プロがいうことだから」と信用し過ぎるのは禁物です。担当者はもちろん投資家の利益について考えていますが、担当者の読み違いも想定されるので、思わぬ不利益を被ることもあります。

また、担当者にもノルマがあるため、「自分が投資家なら購入したい商品」ではなく「自分が売りたい商品」を強くプッシュすることもあるでしょう。そのような商品を大量に購入してしまうと、担当者の成績を上げることはできますが、運用成績を上げることにはつながりません。

自分の投資基準を持つ

投資家自身で運用する投資商品を決める場合にも、自分自身の投資基準を持つことが大切です。証券会社では投資の参考になる情報を定期的に届けてくれますが、それらの情報の中には、株価や日経平均の動きといった単に事実としての情報だけでなく、アナリストの主観の入った情報や証券会社が販売したい金融商品に関する情報も含まれています。

証券会社にも様々な事情で「売りたい金融商品」があり、投資家のために本当に良いと思われる銘柄よりも、「売りたい金融商品」をおすすめしてくる可能性があるので注意が必要です。例えば株式投資を行うのなら、株価の動きやその会社の業績などを自分で分析し、自分の基準を持って売買するようにしましょう。

投資の手数料に注目する

ネット証券では利便性を高めるために売買手数料が無料になっていることがあります。しかし、売買手数料は無料でも、投資には手数料(投資信託なら信託報酬など)がかかることがあり、すべてが無料で投資ができるわけではありません。

売買手数料が無料だからと安易に売買をするのではなく、慎重に投資をするようにしましょう。

また、税金にも注目してください。NISA口座などの非課税口座での取引を除き、株式や投資信託を売却すると譲渡所得として20.315%の申告分離課税が発生します。源泉徴収される特別口座で投資をしている場合は税金が差し引かれた状態で利益が入金されるので、入金金額が予想したよりも少ないこともあるでしょう。

まとめ

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できるだけコストをかけずに資産運用をしたい方には、自分で投資商品を選び、手数料が低く設定されているネット証券を選ぶのがおすすめです。少しコストがかかっても、できるだけ手間を省きたいという場合は、証券会社のロボアドバイザーやラップ口座を選ぶことができます。ご自身のスタイルに合う投資方法を選び、証券会社で賢く資産運用をしていきましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

【監修】青柳仁子

◆一般社団法人 日本コンサルティングFP普及協会 代表理事 ◆一般社団法人 ウーマンリッチ実践協会 代表理事 ◆Hito.co株式会社 代表取締役 ◆投資スクールブルーストーンアカデミー 代表 ◆日本ビジネスインテリジェンス協会 理事 ◆日本経済大学大学院 臨時講師 ◆明治大学リバティアカデミー 講師 ◆大手コンサルティング会社で中小企業の財務改善を手掛け、最年少女性マネージャーとして史上初の最優秀賞を得る。その後外資系生命保険会社にヘッドハントされ転職。 ◆個人の家計相談に乗り、3か月で100件の契約を取得し、社長賞を得る。 2007年に中立的な立場のFP事務所を立ち上げ独立。 ◆2010年に投資スクール『ブルーストーンアカデミー』を設立し、8年で受講生1600名を突破。グループ年商1億円の事業に育てる。相談件数累計20,000件以上、相談を受けた投資金額累計25億円以上。売り上げの一部をチャリティ団体に寄付
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