楽天証券のつみたてNISAが人気!おすすめポイントや注意点を紹介

賢い投資のイメージ

楽天証券のおすすめポイントをご存知ですか?実は楽天証券でつみたてNISAをすると様々なメリットがあるのです。

今回は楽天証券でつみたてNISAをするおすすめポイントや注意点、楽天証券でつみたてNISAを始める上で必要な情報を説明していきます。この記事を読んで楽天証券でつみたてNISAを始める知識を身につけましょう。

楽天証券の特徴は?

投資の疑問

楽天証券の特徴と言えば、商品数が豊富なだけでなく、楽天ポイント・楽天カードを活用した投資ができることではないでしょう。楽天証券の特徴5つを詳しく紹介します。

取り扱っている商品数が多い

楽天証券は他証券会社と比べて取り扱い商品が豊富なため、つみたてNISAであれば162銘柄(2020年10月9日現在)の中から選ぶことができます。この銘柄数はネット証券最大手のSBI証券と同数で、ネット証券大手のマネックス証券や松井証券よりも多いです。

つまり、楽天証券でつみたてNISAをするということは、業界トップクラスの豊富な選択肢の中から自分に適した銘柄を選べるといっても過言ではありません。ちなみに、NISA口座で取り扱っている銘柄数も約2,600本と、SBI証券と並んで業界トップクラスとなっています。

毎日積立も選択できる

楽天証券では、毎日もしくは毎月100円以上から気軽に積立てることも可能です。 投資には「価格が高い時に買ってしまう」というリスクを減らすために行う時間分散投資という手法があります。この方法は、定期的に購入することで購入額が平準化されるため、「高値買い」を避けることができるのです。

一般的に投資商品というものは、短期で勝負をしてしまうと大きな損得が出てしまう可能性が高いのですが、長期的に見ると、多くの場合は上昇しています。「時間分散投資」で長期間かけて口数を増やしていけば、最終的には投資利益が上がる可能性が高くなるというわけです。

なお、毎日積立も毎月積立も同じ時間分散投資です。毎月積立でも充分リスクを分散できますが、より細かく時間分散をしたい人は毎日積立で投資をしましょう。

NISA口座の手数料が無料

楽天証券のつみたてNISAは、買付手数料が無料です。NISA口座も買付・売却手数料が無料となっています。 投資をする上で手数料などのコストを抑えることは投資パフォーマンスに関わる重要なポイントです。

その点、楽天証券はコストを抑えてNISA口座を利用することができる証券会社と言えます。

なお、多くのネット証券会社ではNISA口座の手数料を無料としていますが、中には手数料の掛かる証券会社もありますので、楽天証券以外でNISA口座を利用する際には、念の為チェックしておきましょう。

楽天ポイントで積立できる

普段からクレジットカードを利用して楽天ポイントを貯めている人は、貯まった楽天ポイントで積立投資をすることができます。

楽天ポイントを使って、投資信託や国内株式などに投資をすることができるため「現金を使いたくない」「現金ではなく、まずはポイントを使って、投資を始めたい」という方には楽天証券はぴったりだと言えるでしょう。

クレジットカード積立も可能

クレジットカード積立とは、「毎月楽天カードでクレジット決済をして、投資信託を積立投資をする」という仕組みのこと。自動で積立をすることができるため、手間が掛からず、しかも決済額に応じて、楽天ポイントも付与されるため、楽天カードを持っている方におすすめしたい方法です。

つみたてNISAを楽天証券で運用しよう

つみたて投資のイメージ

つみたてNISAは最長20年間、最大800万円を非課税で運用できるので、これから資産形成をするなら是非活用したい制度です。これから説明する「つみたてNISAを楽天証券で運用する手順」を参考にして、投資に役立てくださいね。

つみたてNISAの投資可能期間

楽天証券で口座を開設する

まずは楽天証券で総合取引口座を開設しましょう。総合取引口座には「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座」の3種類があります。

「取引で発生する税金の確定申告を自分でするかどうか」によって、3種類のうちどの口座を開くのかがわかれます。確定申告をせずに済ませたい方は、必要な手続きを証券会社にお任せできる「特定口座(源泉徴収あり)」を選びましょう。

楽天証券は総合取引口座開設の手続きは、オンライン上で完了することができます。楽天証券口座開設のHPに行き、氏名や住所などの基本情報を入力し、本人確認書類等をアップロードするなど、必要な手続きを進めていきましょう。

なお、楽天証券では総合取引口座と同時につみたてNISAの口座開設も申し込めます。 総合取引口座は、数日~1週間程度で開設されますが、つみたてNISAは長いと1ヵ月程度掛かりますため、つみたてNISAを始めたい方は、時間に余裕を持って口座開設をするようにしましょう。

毎日・毎月の積み立て額を決める

つみたてNISAの口座を開いたら、毎日もしくは毎月どれくらい積み立てていくか、金額を決めましょう。楽天証券では各銘柄100円以上1円単位で積み立てることができるため、自分に投資資金に合わせて、柔軟に積み立て額を決められます。

なお、毎日積み立てる場合は、約1,600円/1日、毎月積み立てる場合は、33,333円/月が上限です。また楽天証券には「ボーナス設定」という、年2回まで積み立て額を増やすことができる仕組みがあります。このボーナス設定の利用の有無も含めて、毎日(もしくは毎月)どれくらい積み立てるのか、計画的に金額を決めましょう。

160本以上の銘柄から選択して投資する

楽天証券ではつみたてNISAで投資ができる銘柄が160本以上あります。この数は業界でもトップクラス。国内株式・外国株へ投資をする銘柄や株式・債券・不動産を組み合わせたバランス型の銘柄まで幅広く取り揃えています。

投資信託の種類

160本以上となると、多すぎて迷ってしまうかもしれません。しかし運用成績をよく見ると、商品名は違えど、ほとんど同じ値動きをする銘柄が多いことがわかります。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

それは銘柄によっては連動を目指す指数(日経平均株価やTOPIXなど市場全体の大まかな動きを示すもの)を決めており、この連動を目指す指数が被っている銘柄も少なくないため、値動きはほとんど同じとなる銘柄が出てくるのです。過去の運用成績を見比べてみるといいでしょう。

投資初心者におすすめしたい商品は、なるべく多くの資産に分散投資をしてリスクを抑えている銘柄です。米国、欧州、日本などの先進国株式や中国、インドといった新興国株式、また世界の債券に投資をしているバランス型の銘柄であれば、投資対象が細かく分散されているため、リスクを抑えながら長期で保有するのにおすすめでしょう。

楽天証券のおすすめポイントは?

おすすめポイント

楽天証券でつみたてNISAをするおすすめポイントは何でしょうか?ここでは3つのおすすめポイントを紹介します。

投信積立パッケージがある

ポートフォリオ

投信積立パッケージとは、楽天証券が独自で選んだ投資信託をパッケージ化したもので、1万円から投資が可能です。

投信積立パッケージの中身は、リスクの低い先進国債券を組み入れつつ、高リターンの狙える国内株式・先進国株式・新興国株式を組み入れています。リスクとリターンのバランスが非常に取れているため、「何に投資をしたら良いか分からない」という人は楽天証券の投信積立パッケージを選んでも良いでしょう。

なお、このパッケージの資産(国内株式や先進国債券など)の割合は、変えることもできます。少し投資に慣れてきて「もう少しリスクをとっても良いかな」と思ったら、リスクの高い新興国株式などの比率を高める……という方法をとってもいいかもしれないですね。

ランキングから銘柄が選べる

楽天証券では、どの銘柄が人気があるのかというランキング表を公表しています(ランキングはこちらからご覧ください)。

ランキングは期間毎の買付金額順に並んでおり、例えば2020年10月、月間ランキング1位の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」という銘柄は、アメリカ市場の代表的な株価指数であるS&P500に連動を目指している商品です。大まかにいうと、この銘柄を1つ持っているだけで、アップルやマイクロソフトなどアメリカの代表的な企業500社に投資したときと同じ投資効果を得ることができます。

その他の月間ランキング上位銘柄を見てみると、先進国株式に投資をしている銘柄が人気なようです。 ランキング表を見ればどの銘柄が多く買付されているか一目瞭然なため、銘柄選びの参考になるでしょう。

またランキング表では、「ファンドスコア」といって、効率の高い運用を行ってきた銘柄を楽天証券が☆5段階で評価しているスコアを確認することができます。このファンドスコアを使って、銘柄の絞込みをしても良いでしょう。

独自の投資メディアを参考にできる

楽天証券には独自の投資メディアがいくつかあります。例えば「トウシル」は、楽天証券が投資に役立つ情報を提供している投資情報メディアです。「トウシル」では「ピッタリのつみたてNISAファンドはどれ?【性格別診断チャート付き】」というちょっと面白そうな記事から、「やってはいけない!「つみたてNISAの売り時」とは?」などの少しドキッとする記事も掲載されており、つみたてNISAに関する情報を得ることができます。

もちろんつみたてNISAに関わる記事だけでなく、「平均利回り3.76%、スガノミクス「国策」期待の高配当銘柄ランキング」など個別株投資に関わる記事もたくさんあるので参考になるでしょう。

トウシルでは、「記事よりも動画の方が理解できて便利」という方に向けた、動画の配信もしています。動画では投資に精通した達人たちが、相場や商品について分かりやすく解説しているので、楽天証券で投資をすることになったら、随時動画をチェックして学習しながら投資家としてレベルアップを図るのも良いかもしれませんね。

その他、メディアではないですが、楽天証券では各種「勉強会」をインターネット上で随時開催しています。勉強会の中には、初心者向けの「投資初心者向けのETFの活用方法」「楽天証券の上手な使い方」などのコンテンツがありますので、参加してみてはいかがでしょうか。

楽天証券を利用するときの注意点とは?

問題・注意点

ここまで楽天証券の良いところを説明してきました。ここでは楽天証券を利用するときの注意点を2点紹介していきます。楽天証券を利用するかどうか、参考にしてくださいね。

実店舗がないため対面で相談できない

楽天証券はネット証券会社です。実店舗がないため、対面で投資のアドバイスをしてもらうことや商品の質問などはできません。(楽天証券のサービスについての質問は、コールセンターですることができます)

店舗を構える総合証券会社であれば、投資家一人ひとりに担当者がつくため、電話1本でアドバイスを受けることができます。そのため、担当者と2人3脚で資産運用をしていきたいという人にとっては、楽天証券などのネット証券会社は相性が良くないと言えるかもしれません。

楽天ポイント利用は通常ポイントのみ

楽天ポイントには、期間限定ポイントや他ポイントから交換した楽天ポイントなどの種類がありますが、投資に利用できるのは通常ポイントのみです。例えば、新規入会+カード利用して貰える期間限定ポイントは、投資に活用することはできません。まずはポイントを使って投資をしようと考えている人は注意しましょう。

まとめ

豚の貯金箱

今回は楽天証券の特徴や、楽天証券でつみたてNISAをするおすすめポイント・注意点について説明しました。

楽天証券の特徴は、つみたてNISAで投資ができる銘柄を豊富なことや、楽天ポイントや楽天カードも投資に活用できることです。

また、楽天カードを持っている人にとっては、クレジットカードで商品を購入できるうえに楽天ポイントが貯まるといううれしいメリットもあります。 この記事を読んで、楽天証券でつみたてNISAをしたいと思った人は、まずは口座開設から始めてみてはいかがでしょうか。