投資を始めたい女性向け!初心者は何から始めるべき?おすすめの投資方法4選

チャート・グラフを説明する女性

投資と聞くと男性が行っているイメージが強くありましたが、最近の傾向では女性の方が投資に興味を持っていることが分かっています。将来設計や資産形成など様々な目的で行われる投資ですが、投資といっても多くの商品があり、何から選ぶのか迷ってしまう方も多いでしょう。

今回は、投資を始めたい女性や初心者が始めるべき投資に関しての方法をご紹介します。女性向けの投資も多いため、これから始めたい方はぜひ参考にしてみてください。

時間がなくても少額からでも投資は始められる!

パソコンで小額から投資を始める女性

投資のハードルは下がってきている

投資と聞くと、余裕資金がある人や時間がある人が行うというイメージを持っている方もいるでしょう。しかし、投資そのものは時間や余裕資金がなくても手軽に始められるものが増えてきました。

また、投資に興味のある女性も増えたことで女性向けの商品も多くあり、何から投資を始めたらいいのか分からない方でもスタートしやすくなっています。投資の世界はどのように変化しているのでしょうか?

今まで投資に関して縁がなく何もしたことがない場合、投資という言葉だけで「できない」と感じるかもしれません。しかし、現在は金融商品が増えたことで投資そのもののハードルも下がり、女性向けや初心者でも始めやすい投資が増えています。

スマホから簡単に投資できる時代

現在はスマートフォンの普及により、ゲームのような感覚で投資ができる商品もあり、非常に手軽で身近に感じられるようになりました。スマホからの投資は人気ジャンルの1つであり、簡単な診断によって運用スタイルを決められるものやアプリを活用して投資していくもの、買い物などで貯まるポイントを活用して投資できるものもあります。

また、一定の積み立て投資もあり、投資に関しての知識がなくてもすぐ始められるものもあります。

少額スタートでローリスク・ローリターン

投資は大きな金額を運用のプロに任せるイメージもあり、少額では運用が難しいと感じている方もいるでしょう。投資=ハイリスク・ハイリターンしかないと思う方もいます。

しかし、最近人気がある投資は少額からスタートできるものが多く、経済に関しての知識がない初心者でもリスクが少ない運用が可能です。少額スタートであればローリスク・ローリターンで運用が可能であり、長期的にコツコツと運用できます。

投資初心者の女性向け!おすすめの投資方法

積み立てたコインから出る芽

財形貯蓄

財形貯蓄とは、給料から一定の金額を天引きして企業と契約のある銀行に送金するものであり、資金の使用目的によって以下のように分類されます。

  • 一般財形貯蓄

いくつでも契約可能であり、使用目的も制限のない一般財形貯蓄は、貯蓄開始から1年経過後に自由に引き出すことができます。

  • 財形住宅貯蓄

住宅の購入やリフォームなどの資金を貯蓄する目的で使用できる財形住宅貯蓄は、満55歳未満の勤労者のみ利用可能です。財形年金貯蓄を合わせて元本550万円まで利息に税金がかかりません。

  • 財形年金貯蓄

私的年金として利用されることが多い財形年金貯蓄は、満55歳未満の勤労者のみ利用可能な年金貯蓄です。積み立て終了から受け取りまで5年以内の据え置きが可能であり、財形住宅貯蓄と同じように元本550万円まで税金がかかりません。

おこづかい投資

少額でおこづかい程度の金額から始められる投資を「おこづかい投資」といい、最も一般的なのが積立型でしょう。購入時期を気にすることなく、定期的に購入することで結果的に危険を避けた投資ができます。

具体的なおこづかい投資は投信積立と呼ばれるものであり、積立金額も500円~1,000円程度が主流です。ネット専用では、100円から始められるものもあり手軽さがあるため始めやすいでしょう。

NISA

投資信託や株式などの金融商品への投資は、利益や配当金の約20%が税金となりますが、NISAであれば毎年一定金額の範囲内の購入に関しての利益が非課税となります。少額で長期的な積立や分散投資をしたい方におすすめの投資です。

ロボアドバイザーによる株式投資

AIと呼ばれるロボアドバイザーによる株式投資サービスは、最近の投資の中でも主流になりつつあります。ロボアドバイザーによる投資は、様々なサービスがありますが、大きなメリットはほったらかしでも良いという点です。

事前に簡単な登録や設定によって、ロボアドバイザーが最適な投資を見極めてくれるため、投資に関しての知識がなくても一定の成果を導いてくれます。

投資はまず何から始めればいいの?

悩む女性から飛び出るはてなマーク

投資を行うならまずは口座開設

今後投資をするなら、最初に口座開設をしましょう。口座なら今までのものがあるから開設しなくて良いと思うかもしれませんが、ほとんどの金融機関では投資専用の口座を開設することが条件になっています。

口座開設には窓口でもネットからでも可能ですが、銀行の営業時間に間に合わない場合はネットからの申し込みで開設可能です。開設の際には、特定口座を選択しましょう。

投資において必要な特定口座とは、簡易的に確定申告や納税できる口座のことであり、利益が出た場合は自分で確定申告する必要があります。しかし特定口座を選択しておくと、証券会社や投資信託で売買の際に発生した利益をまとめた報告書を作成してくれるため申請しやすいでしょう。

また、特定口座の場合、「源泉徴収あり」を選択すれば証券会社が所得税や住民性を計算し、投資家の代わりに税金を納めてくれるため個人での確定申告は不要です。

自分に合った投資商品を見つけよう

投資に関して勉強中の場合、自分自身の資産から目的に合った投資を選んでみましょう。投資の目的から投資期間を選んで、その後に投資商品を見つけると良いでしょう。

  • 短期的な目的・・・マイホーム購入や結婚資金など
  • 長期的な目的・・・老後の準備資金や子どもの教育資金など

投資目的を期間から選んだら、目的に合った投資商品を選んでみましょう。短期的な目的の場合、必要な資金を短期間で集めるためには収益性の高い商品にしなければなりません。FXや海外株式中心の投資信託は、ハイリスク・ハイリターン商品が多くなります。

一方、長期的な目的の場合、不動産投資やバランス型の投資信託、上記で紹介した初心者から始められる投資が多く当てはまります。ローリスク・ローリターンで銀行よりも貯められる点が魅力です。

ある程度の余剰資金があると安心

投資を始めるためには、ある程度の余剰資金があると安心です。当面使う予定がないお金を見極めて投資を行わなければ、今後の生活に影響を及ぼす可能性が出てしまいます。

余剰資金に関しては、日々の生活に必要な資金と近いうちに使い道が決まっているお金を引いて残ったものが余剰資金となります。引いても残らないという場合は、生活を見直してから計算してみると良いでしょう。

長期投資を意識しよう

投資商品を選ぶ際には、最初から長期投資を意識してみましょう。貯蓄には、単利と複利があります。

  • 単利・・・預けた元本に対して利息を計算する方法
  • 複利・・・発生した利息に元本を足したものを新たな元本にして利息を計算する方法

同じ期間、積立をした場合でも貯蓄の単利と複利によって長期的な利息が異なるため、長期投資を意識した方が初心者向けということです。

まとめ

投資に関して興味はあったものの、何から始めたらいいか分からない初心者によっては手のつけにくいジャンルでした。しかし現在は初心者向けや女性向けの投資も多く、金融商品の組み合わせで自由な投資が可能です。

手順通りに進めていき、自分に合った商品を選ぶところから始めてみましょう。長期的な投資は、老後の安定にもつながるので特におすすめです。