ボーナスは毎月の給料とは別にもらえる収入であり、先のことを考えて貯金する方も多いでしょう。しかし、貯めようと思ってもどのようにしたら良いのか迷ってしまう場合もあります。
そこで、この記事では
- ボーナスの使い道を知りたい
- ダメなボーナスの使い方も知りたい
- 賢いボーナスの貯金方法を知りたい
といった方へ、女性向けに賢くボーナスを貯金したい時のポイントをご紹介していきましょう。
目次
ボーナスの使い道ベスト3
3位:旅行・レジャー
ボーナスの使い道として第3位にランクインするのが、旅行・レジャーです。毎日仕事で疲れている人は、日帰り・宿泊旅行をしてリフレッシュするためにボーナスを使っています。
使う金額としては10万円程度が平均で、少し贅沢をして非日常を味わい日々の疲れを癒す人も多いでしょう。最近では海外旅行の格安ツアーも多く取り揃えられているので、ボーナスを利用して海外へ出かける人も増えています。
また、ボーナスは多くの企業で夏と冬に支給されることも多く、お盆休み・年末年始に地元へ帰省する費用として充てる場合もあるでしょう。特に遠方の実家へ帰省する時は交通費が多くかかるので、ボーナスを使うケースも多いです。
2位:ローン・奨学金などの返済
毎月のローン返済や奨学金の返済などに、ボーナスを充てる人もいます。ボーナスが出た時に少しまとめて払うことで、返済額が減らせるのです。
ボーナスから返済に充てる金額は約13万円となっており、毎月の返済を少しでも減らそうと考える人もいます。さらに、早く返済を終わらせたい方も返済にボーナスを使う傾向にあるでしょう。
1位:貯金・財形貯蓄
最も多いボーナスの使い道は、貯金・財形貯蓄に使う方法です。2位のローン・奨学金返済と比較して、倍以上の人がこの使い道を選択しています。
将来のことを考えて今のうちから貯蓄を増やそうと考えている人も多いのでしょう。さらに、まとまったお金が急に必要となっても良いように備えている場合もあります。
自分で計画的に貯金をするのが苦手な人の場合は、財形貯蓄を利用して手軽にお金が貯まるようにしている方も多いです。
生活費やローン返済の使い道はおすすめしない
生活費の補填はお金が溜まらない原因に
生活費の補填にボーナスを使おうと考える人もいますが、お金が貯まらない原因にもなるのでおすすめしません。ボーナスありきで家計を計算していると、貯金に回す分がなく貯まりにくいです。
例えば毎年ボーナスが出ていたとしても、突然支給額が減ったり支給されなかったりする可能性もあるでしょう。その時にボーナスを充てにしていたら、生活が回らなくなってしまいます。
さらに、ボーナスのほとんどを生活費に充てた場合、突然の出費があった時に対応できません。堅実にお金を貯めたいと考えているならば、ボーナスを生活費の補填に充てるのは避けた方が良いでしょう。
繰り上げ返済のデメリット
ボーナスのようにまとまったお金がある時は、ローンや奨学金の繰り上げ返済に充てる方もいますが、2つの点がデメリットとして挙げられます。
1つ目は、数回に分けて繰り上げ返済をしようとすると、余計な手数料がかかってしまうことです。多くは返済ごとに手数料がかかるので、返済回数が増えると共に手数料も増えて最終的な返済額が増加してしまいます。
さらに、2つ目のデメリットはまとめて繰り上げ返済に充てると、いざ本当にお金が必要になった時に出せる資金がないことです。これまでの貯金があれば良いですが、ない場合は生活が苦しくなる場合もあるので注意が必要でしょう。
生活補填やローン返済の利用は計画的に
もしボーナスを生活補填やローン返済に充てたいならば、計画を立てることが大切です。まずは本当にボーナスを使う必要があるのか、家計を見直すところから始めてみてください。
見直してみてもやはり必要となった場合は、ボーナスの全てを充てるのではなく、何にどのくらい使うとどれだけ残るのかを確認しましょう。急な出費に使える資金を想定して、最初に確保しておくと安心です。
ローン返済の手数料を安く済ませたいならば、WEB上の銀行から返済をする方法もおすすめです。WB銀行は繰り上げ返済の手数料が無料の場合も多く、返済額を増やさずに効率良く返済できます。
女性向けボーナスを賢く貯金するポイント
ボーナスを貯金する目的・目標を決める
何となく貯金をするのではなく、ボーナスを貯金する目的や目標を決めると貯金しやすくなります。例えば「マイホームを購入するために〇万円貯める」、「〇万円貯めて海外旅行に出かける」など、貯める金額と一緒に目標を考えましょう。
ただし、あまりに高い目標だとなかなか上手く貯められずモチベーションが下がってしまう可能性もあります。現実的に貯められる目標を立てることで、貯金への意識が高まるでしょう。
普段の生活から節約に力を入れる
普段の生活の中で節約に力を入れることによって、貯金に回せる金額が増えて着実に貯金できるようになります。しかし、毎月の生活がギリギリという方は節約が難しいと感じるでしょう。
生活が苦しいと感じている人の中には、毎月どのくらいのお金をどこに使っているのか把握できていない人も多いです。まずは生活費の中でも、毎月必ず支払う固定費を確認してみましょう。
固定費は節約しやすい部分も多く、例えば携帯電話の使用料や保険料などです。携帯電話の使用料は不要なオプションがないかを見直し、保険料は補償範囲の見直しをすることで費用を削減できる可能性もあります。
あとは、衝動買いを避けて本当に欲しいと思ったものだけを買うように心掛けることも節約に効果的です。
資産運用にボーナスを活用するのもアリ
ただボーナスを貯金するのではなく貯金に回したお金を増やしたいと考える人は、投資運用に活用するのも賢い方法です。投資経験のない人が多くの資金を投資に費やすのはリスクが高いので、少額から始めると良いでしょう。
もし自分で投資運用を管理するのが不安ならば、投資信託を活用してお金を増やす方法がおすすめです。自分で管理する必要がないので、仕事が忙しく時間がないという方でも気軽にできます。
ボーナスを半分使ってストレスなく貯めるのもアリ
せっかくボーナスが出たのに全て貯金に回すのは悲しいと思う人は、半分使って半分貯める方法ならストレスになりません。ただし、無駄遣いしないように気を付けることが大切です。
使う分の金額を決めたら、何に使うのか計画すると無駄遣いを減らせます。目的は自由に決めて良いですが、何か今後の自分にとってプラスになることだとなお良いです。
例えば、新しい価値観を求めて旅行へ出かけたり、自分磨きのために美容やスキルアップに使ったりするのがおすすめです。何か物を買う時は、長く使える質の良い物を買うのが良いでしょう。
まとめ
ボーナスは、旅行・レジャー、ローン・奨学金返済に使う人もいますが、貯蓄に充てている人が最も多くなっています。生活費に補填したりローン・奨学金返済に充てたりするのは、貯金を増やしにくくするのでおすすめしません。
貯金を貯める時は、目的や目標を立てて貯金の計画を考えましょう。賢く貯金するには、日々の節約・投資運用なども最適です。ストレスなく貯金するために半分は使う方法も効果的で、計画を立てて賢くボーナスを貯めていきましょう。